水入り水晶
天然水晶が数千年の時をかけ成長していく過程で、地殻変動などにより地球規模の強力なエネルギーが加わると、水晶にゆがみやクラックなどが生じます。
そこへ周辺の水が流れ込み、ふたたびその水晶が成長し、その水を閉じ込めてしまう現象がごく稀にあります。
それが極めて希少な水入り水晶になるのです。
閉じ込められた水は、今から一億年以上前の水といわれています。
この悠久ともいえる時間のなか、存在する古代水を中国の皇帝は『不老不死の薬』と重ねあわせ、好んで飲んでいたとされます。
人間が誕生するはるかに昔。
アンモナイトよりもはるかに昔の地球の記憶を知る、水入り水晶には、大いなるロマンを感じさせます。