フォスフォシデライト
閉塞的な現状を打開してくれる石
フォスフォシデライトの目次
フォスフォシデライト パワーストーン意味・効果
フォスフォシデライトは、本来の自分を見失ってしまった時や、厚い霧がかかったように先が見通せなくなった時に、心を静めて冷静な判断力を取り戻すサポートをしてくれます。つい感情的になってしまう、意図とは違った受け取り方をされてしまうなどの悩みを持つ人は、フォスフォシデライトをそばに置くことで、閉塞的な現状を打開してくれると言われています。
また、自分のことだけでなく、相手の本当の気持ちを察知する能力も高めてくれるため、人間関係を円滑にする効果も期待できます。人との繋がりが欠かせない現代社会では、コミュニケーション能力はとても大切なものです。フォスフォシデライトは学校や職場はもちろんのこと、恋愛においても意思疎通をスムーズにし、気持ちの行き違いを減らす力があるとされています。
フォスフォシデライト 石物語・伝説・言いつたえ
フォスフォシデライトという呼び名は、ギリシャ語の「光を運ぶもの=phosphoros」という語句から来ているという説があります。石の成分に含まれる燐が燃える様子から、この名が付いたとも言われています。そのきらめきは燐と鉄からもたらされるものであり、ギリシャ語の由来のとおり、光にまつわる石として大切にされてきました。
ドイツの研究者ヘニングブラントにより発見され、2000年代に流通が始まったフォスフォシデライトは、比較的新しいパワーストーンです。取り扱いに気を配る必要があるため、あまり多くは出回っていない希少な石です。
フォスフォシデライトのヒーリング効果
○とがった精神を鎮め、落ち着きを取り戻す
○相手を思いやる気持ちをもつ
○精神的な疲れを癒す
○未知の才能を引き出す
○人間関係を良好にする
○直観力を高める
フォスフォシデライトの色/カラー
薄紫・ラベンダーピンク・濃い紫
硬度が低く、特定の方向に割れやすいという特徴があります。
色ムラの少ないものが上質とされています。
フォスフォシデライトの浄化・お手入れ
硬度が低く衝撃に弱い性質があり、取り扱いには気を付ける必要があります。
超音波などを用いてお手入れするのは避けましょう。
クラスター | セージ | 太陽光 | 月光 | 浴水 |
---|---|---|---|---|
◎ | ◎ | × | ◎ | × |
フォスフォシデライトの主要原産地
ペルー・マダガスカル・ドイツ・アメリカなど
鉱物学
フォスフォシデライトは、バリサイトの一種に分類される鉱物で、ストレンガイトという石とは化学組成が同じで結晶系が異なる「同質異像」でもあります。
バリサイトにアルミニウムが入ると緑色になるのと同じ仕組みで、鉄を含むと薄紫色になります。
これがフォスフォシデライトの発色の理由です。
燐酸塩鉱物鉱物であり、そのほとんどが岩塊状で産出するという特徴があります。
鉱物学データ
- 英名
- phosphosiderite
- 和名
- 斜燐鉄鉱
- 組成
- Fe3+PO4.2H2O
- 色
- 紫色・緑色
- 結晶系
- 斜方晶系
- 硬度
- 3.5~4
- 比重
- 2.2~2.5
フォールスネーム
なし
そっくりさん
なし