オレゴンサンストーン
自尊心をもたらす石
オレゴンサンストーンの目次
オレゴンサンストーン パワーストーン意味・効果
オレゴンサンストーンはサンストーンの亜種で、基本的に意味や効果はサンストーンに準じますが、サンストーンよりも柔らかく、ストレートなエネルギーの傾向を持っています。
サンストーンはその名の通り、太陽の石と呼ばれ、その明るいエネルギーから、コンプレックスを抱えている人や、自分に自信が持てない人などに優しい光を照らし、自尊心をもたらすと言われています。
安心感を与え、劣等感を取り除く効果が期待できるので、人生の心強いパートナーとなってくれるでしょう。
オレゴンサンストーンは、「最高のリーダーシップをもたらす」という独自の意味を持っています。人をまとめる立場にある時、オレゴンサンストーンを身に着けていると、指導力や統率力をアップさせ、リーダーとしての資質を身に纏うことができると言われています。目標を明確化し、メンバーを適切な役割へと導き、自らを信頼のおける存在とすることが期待できます。
他には、心に余裕をもたらす効果があるとされています。何事にもゆとりを持って対応でき、焦ることなく安定した日々を歩む力をもたらしてくれるでしょう。
オレゴンサンストーン 石物語・伝説・言いつたえ
オレゴンサンストーンが発見されたのは1971年で、アメリカのオレゴン州で発掘されたのが始まりです。
新種のサンストーンとされましたが、採掘量が少なかったため、発見された当初はあまり注目されませんでした。
オレゴンサンストーンが人気を集めだしたのが、1980年頃からです。
オレゴン州中央部で、道路建設中に大規模な鉱床が発見されたことにより、オレゴンサンストーンの美しさに世界中が関心を寄せるようになりました。
他のサンストーンとは違い、胴の結晶片を含むオレゴンサンストーンは、きめ細やかで上品な輝き方が特徴です。
色味もピンク、真紅、シャンパンゴールドなどといったバリエーションがあり、オレンジ系統の暖色が多い既存のサンストーンにおけるイメージを一掃させるものばかりです。
様々な表情を持つので、永遠に興味を惹きつける石として今も収集家をはじめ、多くの人々に注目されています。
オレゴンサンストーンのヒーリング効果
○最高のリーダーシップをもたらす
○自尊心をもたらす
○劣等感を除去する
○心に余裕を与える
オレゴンサンストーンの色/カラー
オレゴンサンストーンの代表的なカラーは赤系、緑系、黄色系の3色です。
その3色からさらに細かく分ければ、ピンクやオレンジ、深緑、ゴールドなど、無限ともいえるほどの色味を持っています。
中には、一つの石に緑と黄色を持つなどのバイカラーもあります。
一番希少価値のあるカラーは緑系と言われており、ヒーラーの間で高額取引されることもあります。
オレゴンサンストーンの浄化・お手入れ
全ての浄化に適していますが、オレゴンサンストーンは太陽の石なので、太陽光での浄化が特に強いパワーチャージにもなります。
最もエネルギーを持つのは朝の太陽と言われているため、午前中に日光浴をさせると良いでしょう。
長時間紫外線にさらすのは石が劣化する原因にもなるので、浄化は短時間で行うのが無難とされています。
クラスター | セージ | 太陽光 | 月光 | 浴水 |
---|---|---|---|---|
◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
オレゴンサンストーンの主要原産地
アメリカ合衆国オレゴン州(ポンデローサ鉱山、スペクトラム鉱山、ダストデビル鉱山)
鉱物学
オレゴンサンストーンは、鉱物学的にはラブラドライトと同じ長石の一種とされています。
アメリカのオレゴン州で発見されたラブラドライトに、自然銅が含まれたものがオレゴンサンストーンです。
インクルージョンに自然銅があると赤やオレンジといった暖色系の輝きを持つことが多いため、サンストーンという名前が付けられています。
長石はさまざまな固溶体の結晶が重なり合うため、個性的な輝き方を生み出す特徴があります。
石それぞれのインクルージョンも影響し、ひとつひとつの独創性が高まっているのも魅力です。
鉱物学データ
- 英名
- Oregon Sunstone
- 和名
- オレゴン産日長石
- 組成
- (Na,Ca)Al(Al,Si)Si2O8
- 色
- 無色、黄、グリーン、赤、赤褐色
- 結晶系
- 三斜晶系
- 硬度
- 6 ~ 6.5
- 比重
- 2.6
フォールスネーム
なし
そっくりさん
なし