石の品質とエネルギー
この地球上にたくさんあるパワーストーン。
そして、たとえ同じ石でも一つ一つ個性が違います。それは言わば、私達日本人が同じ性格や顔をしているのではないという事と同じようなものなのです。
参考:あなたとパワーストーンの相性について
ですが、このサイトでは石のエネルギー特性や傾向について書いてはいます。もちろん個体差にまで言及できないからです。
しかし、石を深く調べていくと、どこかで個体差についてある程度の認識を持たなくてはならないとずっと思っておりまして、今回、少しまとめてみました。
ただ最初に申し上げておきますが、ここでも非常にざっくりとしか書けません。あくまでも概念として捉えていただければと思います。
では石の特性を外見や簡単に分かるデータのみで分けてみると、大体どのように分かれるでしょうか?
そこで
●色
●透明度
●大きさ
●産地
の4つに大きく分けて調べてみました。
石の色によるエネルギーの違い
まずパワーストーンの色ですが、その差は石によって大きく違います。
色によって大きく個性としての影響を受ける石もあれば、それほどでもない石もありました。
例えば、ムーンストーンは色によって大きくエネルギーの特性を変える石の一つです。
ムーンストーン自体俗称であり、【月の石】というくらいですから、やはりカラーは白のものが最も月と関連した性質を持ちます。
実は鉱物上ではペリステライトであるブルームーンストーンやホワイトラブラドライトとも呼ばれるレインボームーンストーン(レインボームーンストーンはやや遠いですが)も、オレンジカラーやブラウンカラーのムーンストーンよりもエネルギーの特性としてはムーンストーンらしい特性を持つのです。
逆に色の違いでエネルギー特性がさほど変わらない石も存在します。
今回の測定で特徴的だと思ったのは、ガーネットや、クンツァイト、アパタイトなどでした。
もちろん全く関係がないわけではありません。でも、思ったほどは関係が少ないという感じでした。
ちなみに多くの石の場合、色の違いは【エネルギーの性質、特性の違い】となってあらわれる事がほとんどでした。
石の透明度によるエネルギーの違い
そして透明度、これはエネルギーの強さを表すようです。
これは調べた結果90%以上の石がそうだったのですが、品質が上がるほど透明に近づくタイプの石は、透明度が高い程、エネルギー自体が高くなっていく傾向がありました。
ただし、全ての石が一様に同じような変化をするわけではありません。
変化の強い石もあればやや変化する程度の石もありました。
品質が上がれば透明度が高まる石はそんな感じだったのですがでは透明では無い石はどうなのでしょうか??
例えばラピスラズリ等は不純物の割合が少ない、より深いブルーが鮮やかな物の方がエネルギー自体が強い傾向にありました。
また、ブルーレースアゲートやマラカイト等は模様がはっきりしているものの方がエネルギー傾向が強いことが分かりました。
逆に個体差のほとんど無かった石は、タイガーアイ、アラゴナイト、アベンチュリン等でした。
(ちなみにアラゴナイトは原石の状態では形状でエネルギー特性が大きく変化するようです。)
パワーストーンの大きさ・産地によるエネルギーの違い
大きさについてはもちろん大きなものはそれなりにエネルギーの影響範囲、フィールドは強い傾向にあるようですが、これは本当に物や形状によるところもあり、一概には言えない感じで今回は検証がお預けとなりました。
そして、産地、この産地による影響が著しく大きいと感じた石の代表はターコイズでした。
エネルギーの特性はあまり変わらなかったのですが、とにかくエネルギーの強さが産地によって、とてつもなく変わる石のようです。
他の石でも産地の影響を受ける石もありますが、産地については影響の無い石もかなり多かったです。
色は特性、透明度はエネルギーの強さでしたが、産地については石によって特性であったりエネルギーの強さだったり、本当にまちまちと言った感じでした。
石の加工によるエネルギーの違い
こちらは今回のテーマから少しそれるのですが、物凄く意外だった事が一つありました。
それは石の加工とエネルギーの関係です。
これはこちらで詳しく書いておりますので、ここではほんの少しだけ触れると、処理された石がエネルギー的に弱いと言う事は、基本的には間違いである!と言う事です。
もちろん処理の仕方にもよります。石の力を殺してしまう処理もあります。
しかし、人為的な処理によって石の力がかえって引き出される場合も多く存在している事が測定で分かりました。
一番驚いたのは持ち込んだ「再生琥珀」のサンプルの方が、鑑別でナチュラルと出た物よりもエネルギーそのものがかなり強かったことです。
ナチュラルで出た物はとても綺麗だったのですが、もちろん再生物が天然よりも良いというわけではありませんが、そういうこともありえるのだという事に驚きました。
本当に…何年も石の研究を続けていますが、未だに驚くことばかりです。だから、ずっと続けていられるのでしょうね。
今調べている事はあくまでも私自身の石との関わり方であって、それ自体が全てだとは思っていません。
しかし、皆さんが石と関わっていく時のちょっとした参考や道しるべになれれば幸いです。