もうひとつのパワーストーン「隕石」
地球上にはない不思議なパワー(波動)を有したパワーストーンと呼べるべきものが「隕石」です。
最近の調査により、隕石は太陽系の惑星などをつくった原料となった化石天体であることが明らかになりました。
超新星爆発のなごりを持つものさえある隕石は、宇宙の大いなるエネルギーを秘めているのです。
古来より、隕石は世界各地で崇拝の対象とされ特別に扱われてきました。
隕石が王や国家の宝として、神の神聖な体として祀られていたのは、古代人たちが隕石から放たれる力を実際に感じていたからに違いありません。
「天の金属」とも呼ばれた隕石は人間世界に存在する異世界の物質です。
心をしずめてそれを手に取る時、大いなる宇宙のメッセージを受けることができるかもしれません。
隕石の種類
隕石は主に旺盛されている物質の違いによって大きく3つのタイプに分かれます。
石質隕石(Stone Meteorite)、鉄隕石(隕鉄)(Iron Meteorite)、石鉄隕石(Stone Iron Meteorite)3つに分類されます。
そして、地球の物質になりますが、隕石が地球に衝突した際に、出来た物質テクタイトが(Tektite)あります。
石質隕石
地球に落ちてくる隕石の約93%を占める石質隕石は、約45億年前に原始太陽系星雲の物質が集まってできたものと考えられています。
隕石特有のコンドリュールと呼ばれる粒を含む、輝石や斜長石、金属鉄などからなる「コンドライト隕石」と、コンドリュールを含まず金属鉄もほとんど含まない「エイコンドライト隕石」に分類することができます。
コンドライト隕石は原始太陽系星雲の物質が集まったものとみられており、エイコンドライト隕石は惑星などの地殻(岩石)の破片と考えられています。
石鉄隕石
石鉄隕石は地球に落ちてくる隕石の2%に満たない貴重な隕石です。
金属鉄とその他の鉱物が混じった隕石でその内包される物質によりパラサイトやメソシデライト等に分類されます。
小惑星の核とマントルの境界部分の破片と考えられている石鉄隕石は、その稀少価値のみならず、金属とペリドット(カンラン石)のコントラストの美しさが魅力です。
鉄隕石(隕鉄)
隕鉄とも呼ばれ、地球に落ちてくる隕石の約6%を占めます。
約90%の鉄ニッケル合金からなる金属質の隕石で、小惑星の核の破片と考えられています。
ニッケル濃度の割合によって、見られる結晶構造は異なりますが、中でもギベオンに見られるウィドマンシュテッテン模様は有名です。
テクタイト
隕石には含まれないが地球外の要因により生成されたものを総称してテクタイトと呼びます。
大きな隕石が地球に衝突した際、衝撃で蒸発した地球の岩石が急速に冷えてガラス化したという説が有力で、産地によって色や形が大きく異なるのが特徴です。
モルダバイトやリビアングラス等、非常に強力なパワーストーンとして注目を浴びている人気アイテムです。