オレンジムーンストーン
生きることへの安定感、明るさをもたらすお守り
オレンジムーンストーンの目次
オレンジムーンストーン パワーストーン意味・効果
オレンジムーンストーンは、ムーンストーンの中でオレンジや淡いオレンジベージュ、ピンクがかった石の呼称です。
このオレンジムーンストーンは、ムーンストーンという鉱物としての性質と、オレンジという色に関係する性質の両方を併せ持っています。
ムーンストーンは月の石でエネルギー的には「陰」ですが、オレンジムーンストーンは、昼間の月、あるいは火星のエネルギーを持っているともされ、エネルギー的には「陽」です。陰陽のバランスを取り、自律神経の乱れや女性特有の不調を改善してくれるでしょう。女性の更年期にもおすすめです。
本来のムーンストーンはとても優しい石で、インスピレーションや女性性、共感性といった役割があり、自分と周囲との境界線をなくし、繋がっていく意味合いを持ちます。
オレンジムーンストーンはこの優しさのエネルギー持ちつつ、自分自身を希望とともに前向きに整えていく効果があります。
生きていくことに対して自己肯定感を高め、世界から孤立しているのではという不安を取り払います。
オレンジムーンストーンの色は、近しい人間関係に作用する第2チャクラに対応します。
第2チャクラが過活動な状態では、他人に対して怒りっぽく、支配的、攻撃的になってしまいますが、オレンジムーンストーンを持つことでこの働きをなだめ、他人への共感性などを呼び起こすことができるでしょう。
また、オレンジムーンストーンはムーンストーンと同じく、「予知」「直感力」にも優れた能力を発揮し、特に自分にやってくる幸福を予知する力があります。そのため、開運、持ち主に幸福をもたらす石ともされています。瞑想にもおすすめの石です。
オレンジムーンストーン 石物語・伝説・言いつたえ
ムーンストーンは古代より、「月の輝きが結晶した、月の化身」「月の力が宿る石」と信じられており、古代インドでは、生なる石として聖職者が身に着けていたとされています。またヨーロッパでは、旅人を護る石として携帯されていました。
またその神秘的な光のせいか、「進むべき道を示す」「危険を察知する」といった、予知や透視、儀式にまつわる伝承が多く残っています。
オレンジムーンストーンは、ムーンストーンと同じ意味が伝えられています。
特にオレンジムーンストーンは月の石であると同時に太陽の力も兼ね備えるとされ、祈祷やお守りに用いられてきたようです。またその色合いから、火星を象徴していると言われることもあります。
オレンジムーンストーンのヒーリング効果
○自己肯定感を高める
○明るさをもたらす
○心身のバランスをとる
○幸福な予知能力を高める
オレンジムーンストーンの色/カラー
オレンジ~オレンジベージュ、明るいブラウン
オレンジムーンストーンの浄化・お手入れ
どの浄化方法にも適しております。
クラスター | セージ | 太陽光 | 月光 | 浴水 |
---|---|---|---|---|
◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
オレンジムーンストーンの主要原産地
タンザニア、スリランカ、マダガスカルなど
鉱物学
オレンジムーンストーンは、従来のムーンストーンと同じで長石(フェルドスパー)グループに属します。
オレンジムーンストーンとは流通上の呼称で、ムーンストーンの中で特にオレンジ~オレンジベージュ、淡いピンクの色合いのものをオレンジムーンストーンと呼んでいます。
従って、鉱物学的にはムーンストーンと同じ「月長石」となります。
長石グループは非常に複雑で、鉱物の成分の割合の違いによってムーンストーン、サンストーン、ラブラドライト、アンデシンなどの種類に分類されます。
オレンジムーンストーンの特徴は、オレンジからベージュの色合いに加え、シラー、細かいラメが認められることです。
サンストーンやカーネリアンがオレンジムーンストーンとして流通していることがありますが、シラーやラメの出方で区別できます。
鉱物学データ
- 英名
- Orange Moonstone
- 和名
- 月長石(橙色)
- 組成
- K[AlSi3O8]
- 色
- 橙色
- 結晶系
- 単斜晶系
- 硬度
- 6~6.5
- 比重
- 2.55~2.63
フォールスネーム
フォールスネームなし
そっくりさん
そっくりさんなし