天然石・パワーストーンの意味辞典

ラズライトは、直感力、洞察力、閃きを育む力がとても強い石と言われています。そのことから、物事の本質を的確に見抜くサポートをし、問題が大きくなる前に沈静化させたり、問題そのものを解決する力が高まります。経営者等、未来への的確な判断を求められるリーダーにとっては非常に助けになる石と言えるでしょう。

他にも、日常生活やビジネスシーンなどで起こる突発的なピンチを救ってくれるお守りとしても知られています。精神的な同様を抑え、感情的なネガティブエネルギーが増幅する前に冷静な思考を取り戻す事で、持ち主の本来の良い面を失わないようにサポートしてくれる石です。人と接することでネガティブなエネルギーを受け取りやすい「カウンセラー」や「占い師」等の職業の方にも人気が高いパワーストーンです。

ラズライトは古くから「直感力・洞察力の向上」「勝負に導く」と信じられてきたことから、戦場において「戦士たちのお守り」として身に着けられてきたと言われています。現在も変わることなく、勝負時にパワーを発揮してくれるお守りとして人々から愛され続けています。

ラズライトの歴史は古く、紀元前の古代ギリシャ・ローマ時代から、宝飾、薬、化粧品、絵の具、魔除けのアイテムとして利用されてきたそうです。ラズライトを主成分としているラピスラズリは、エジプトのツタンカーメンの黄金のマスクやスカラベなどに使われてきた言い伝えがあります。

○直感力を研ぎ澄ませる
○洞察力を育む
○勝利へ導く
○集中力を高める
○ネガティブな感情を癒す
○本来の明るさを取り戻す
○未来を予知させる

落ち着きをもたらし、瞑想にも適していると言われ、骨や歯を強化する働きもあるようです。

瑠璃色、群青色

ラズライトの浄化は、太陽光と浴水は石に悪影響なので、避けるようにしましょう。
部屋に置く際は太陽光が当たらないように注意が必要です。

ブラジル、インド、マダガスカル、ロシア、カナダ

ラズライトは「Lazurite青金石」と「Lazurite天藍石」の2種類があります。これらは英名の「r」と「l」が違います。日本語の発音は、どちらも「ラズライト」なので間違われやすいのですが、それぞれ「ラピスラズリ」の青金石（Lazurite）と、天藍石（Lazulite）として使用されています。「青金石」は流通量が多く、ラピスラズリの主成分なので見つかりやすいですが、「天藍石」は流通が少ないため、探すのにかなり苦労するかもしれません。ラピスラズリは「Lazurite青金石」が多く含まれるほど鮮やかな青色をしていると言われています。

ラズライトは柱状もしくは塊状で産出され、色は基本的に明るめのブルーが多く、透明から不透明まで幅広くガラス光沢やにぶい光沢など様々です。また、ラズライトの名前の由来はドイツ語の「青い石」という意味の「lazurstein」からきており、石言葉は「静寂」という意味を持ち、見た目が神秘的な石なので瞑想やひらめきなどの効果が得られるとして、愛されてきた石のひとつです。

英名

Lazurite/ Lazulite

和名

青金石、天藍石

組成

MgAl2(PO4)2(OH)2

色

瑠璃色、群青色

結晶系

三斜晶系

硬度

5～6

比重

2.4

なし

アズライト