天然石・パワーストーンの意味辞典

光が当たる角度によって暗闇の中の星の様に美しく輝くアイオライトサンストーンは、持ち主にとっての未来に輝きをもたらす力を持つといわれています。

アイオライトサンストーンを身に着けることで、持ち主の内なる力と判断力を引き出し、最良の人生へと進む為の道しるべになると言われています。また、不安を鎮め、冷静に物事に対して取り組んでいく静かな強さをもたらしてくれる石でもあります。

トラブルに対しても常に物事を前向きに受け止める姿勢は、相手の好感を得られます。アイオライトサンストーンのサポートは、派手なエネルギーではありませんが、持ち主に対して、問題解決能力を高め、リーダーシップを高める事で、周囲からの信頼を得るように促してくれます。

そのため、仕事でリーダーシップを取る人や接客業の人から、人間関係を良好に築ける石として、愛用者が多いことでも知られています。

また、アイオライトサンストーンには、非常に高いヒーリング効果もあると言われています。心がどうしようもなく傷ついて、絶望と悲しみに打ちひしがれた時、この石は再び生きる意味を思い出させます。

怒りや恐れなどのネガティブな感情を取り除きたい、今の不安な状況から抜け出したいと悩んでいる時に、お守りとして身に着けると良いとされています。

アイオライトサンストーンはその名前の通り、アイオライトとサンストーンの2つの鉱物が混ざり合ってできている石です。サンストーンアイオライトとも呼ばれることがありますが、どちらの名前でも流通しています。

アイオライトは光にかざすと、角度によって色合いが変わる不思議な石です。その昔、西ヨーロッパでは、その色の変化する特徴を活かし、航海士が「羅針盤」として利用していた伝説が残っています。

一方、サンストーンは「キラキラと光り輝く」姿から名付けられました。この名前は比較的新しく、ギリシア語で「太陽の石」を意味する「ヘリオライト(Heliolite)」という別名称もあります。

○明るいエネルギー
○気分をポジティブにする
○マイナスな気を取り除く
○内なる魅力を引き出す
○自信と勇気が得られる
○進むべき人生を示す
○人間関係を円滑にする
○ヒーリング効果
○絶望や悲しみ、怒りの感情を抑える

青色、青紫色、紫色など、結晶部分は橙色、赤色、赤褐色など

太陽の光に弱いため、陽の当たらない場所に保管しましょう。

インド

アイオライトとサンストーンが混じり合った鉱物であり、「アベンチュリンアイオライト」など、様々な呼び名がある石です。アイオライトサンストーンは、アイオライトの見る角度によって色彩が異なる多色性と、サンストーンのキラキラと光る内包物の2つの特徴を持ち合わせています。

内側に赤く輝く結晶は、レピドクロサイト(鱗鉄鉱)と呼ばれる、サンストーン特有のものです。通常、アイオライトサンストーンと言われているのは「レピドクロサイト」が入っているアイオライトを指します。
「レピドクロサイト」が赤く反射するものは、「ブラッドショットアイオライト」と呼ばれます。

現在、アイオライトサンストーンは、とても希少であり流通も少ないため、鉱石マニアに人気が高い石です。美しい色合いからネックレスやブレスレットなどのアクセサリーにも加工されています。

英名

iolite-sunstone

和名

菫青日長石(きんせいにっちょうせき)

組成

Mg,Fe2Al2Si5O18＋NaCa、AlSiO

色

青色、青紫色、紫色など、結晶部分は橙色、赤色、赤褐色など

結晶系

斜方晶系

硬度

7

比重

2.53～2.78

フォールスネームなし

そっくりさんなし