サヌカイト

魔除けのお守りと呼ばれる石

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サヌカイト

サヌカイト パワーストーン意味・効果

サヌカイト画像

サヌカイトは、行動力と情熱を活性化し、マイナスエネルギーを浄化する魔除けのお守りと呼ばれる事もある石です。叩くと美しい澄んだ音色を出す事からも邪気を払うエネルギーが高い石と言われます。
日頃のストレスや蓄積した疲労で失ってしまったエネルギーを回復させるだけでなく、ネガティブな感情を浄化する力も強く、マイナス思考や感情を強く持っている人のネガティブな影響をから持ち主を保護してくれる石でもあります。

人間関係が苦手な人が持つと、相手に対する「不信感」や「恐怖心」を緩和する効果が期待できます。コミュニケーションを円滑にし、人間関係を良好にするきっかけを与えてくれるので、苦手な人と上手く付き合っていきたいと感じている時に持つと良いとされています。
周囲と自分を比較することを止めさせ、ありのままの自分を受け入れることの大切さに気づかせくれるでしょう。

また、一度決意した物事を最後までやり通すエネルギーを呼び覚ますので、何か達成したい目標や夢がある時に、「強い意志」「勇気」「実行力」を与えてくれるとされています。

サヌカイトは、持ち主の本来の個性や魅力を引き出してくれるお守りとしても愛されています。

サヌカイト 石物語・伝説・言いつたえ

サヌカイトは、香川県の「讃岐」が由来となっており、固いもので叩くと高く澄んだ音がするので「カンカン石」とも呼ばれています。
美しい金属音がする石として、昔から讃岐の人々に親しまれてきました。音の出る珍しい石だったことから、木村草也著「三崎誌」や木村亭著「雲根志」などに紹介されており、近世の歴史書にも多くの記載があります。

古代では、打製石器や磨製石器に加工して使用されたり、槍先ややじりに用いられて食料となるシカやイノシシ狩りに活用されてきました。サヌカイトは、自然の中で生き抜く先史時代の人々の生活を支えてきたのです。

石の打楽器である「石琴」や風鈴、玄関のベルの代用やコンサートに使う楽器にも使われており、長い歴史の中で人々から愛されて続けています。

サヌカイトのヒーリング効果

◦疲労回復
◦マイナスエネルギーの浄化
◦ネガティブな人や感情から守る
◦魔除け
◦若々しさを保つ
◦人間関係を良好にするチャンスを与える
◦精神的な余裕を持たせる
◦「強い意志」「行動力」「実行力」を与える
◦個性や魅力を引き出す

血液循環を良くして、冷え性の改善が期待できます。また、解毒・排毒作用を高めて体内の老廃物を代謝し、細胞の活性化も促進すると言われています。

サヌカイトの色/カラー

サヌカイトは黒色緻密で斑晶がなく、縦に割れやすい特徴があります。

サヌカイトの浄化・お手入れ

サヌカイト基本的にどの浄化方法でも問題ありませんが、
最も適しているのはクラスター、セージで浄化する方法になります。

サヌカイトは割れやすい石ですので、浄化の際にもひび割れしないよう取り扱いに注意する必要があります。

クラスターセージ太陽光月光浴水

サヌカイトの主要原産地

香川県、大阪府、奈良県

鉱物学

サヌカイトは、今から1300万年前の瀬戸内海地域の火山活動で噴出した、特異な火山岩だと言われています。黒色緻密なガラス質で斑晶に乏しいのが特徴で、顕微鏡下で見てみると極めて細粒緻密で、ガラス、斜方輝石、磁鉄鉱、斜長石などから構成されています。

サヌカイトという名称は、明治政府に招かれ、日本各地を調査していたドイツ人の学者「ハインリッヒ・エドムント・ナウマン」が讃岐石(サヌカイト)を自分の国へ持ち帰ってその後、知人の「バインシェンク」の研究により名付けられました。

サヌカイトは安山岩に分類され、風化されると表面に無数の溝が平行に走り、まるで「朽ちた木材」のような珍しい形を作ることがあります。

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鉱物学データ

英名
sanukite
和名
讃岐岩
組成
SiO2
黒色
結晶系
斜方晶系
硬度
7
比重
2.1

フォールスネーム

なし

そっくりさん

なし

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