天然石・パワーストーンの意味辞典

オイルインクォーツは、その名前の通り、オイル(石油)が内包された水晶です。
きらきらと光り輝く水晶にネオンイエローのオイルが点在している様子は、幻想的なアートをイメージさせます。

その美しさが魅力的なオイルインクォーツですが、太古のオイルを含んでいるため、非常に強い地球のパワーを秘めている石です。生命エネルギーを活性化させ、心身の状態を安定させる事でネガティブな感情を吹き飛ばし、持ち主の人生に充実感を与えてくれると言われています。

人間関係や仕事でつまずいた時や、自分自身に限界を感じた時に、勇気や気力を与えて、再び立ち向かう意思を高めるとされています。
オイルインクォーツを持つことで、思考や感情を前向きにし、困難な状況から抜け出すきっかけを得られるでしょう。

また、オイルインクォーツは、目に見えないエネルギーを潜在意識レベルで察知する助けとなる為、運気の流れを変えたい、幸運をキャッチしたい時に、お守り代わりに持ち歩くと良いとされています。

オイルインクォーツには、太古のオイルが詰まっています。傾けると気泡の中のオイルが、ゆらゆら揺れる姿はまさに幻想的と言えます。1点、1点形やオイルの入り方が違うため、この世に2つとない表情を楽しめるところに魅力を感じる人も多いようです。

また、この石のもうひとつの大きな特徴が、ブラックライトを当てることで、青白く光ることでしょう。

これは「Fluorescence（フローレッセンス）」と呼ばれる現象で、ブラックライトの紫外線に反応してオイルが発光するために起こります。水晶の内側からほのかに浮かび上がるブルーの輝きは美しく、ジブリアニメの代表作「天空の城ラピュタ」に登場する「飛行石」に例えられるほどです。

気泡が小さすぎてオイルが確認しづらい場合も、ブラックライトを当てて光ることで確認できます。

○生命エネルギーの活性化
○ヒーリング効果
○勇気、気力を与える
○目標を達成させる
○未来に目を向けさせる
○気付きのきっかけを与える
○運気を上昇させる

水晶部分は透明、オイル部分は黄色、茶色、緑色、黒

パキスタン、アラブ諸国など石油の産出国

「インクルージョンクォーツ」の一種に分類される鉱物です。ブラックライトを当てると内包されたオイルが光ることから、「蛍光鉱物(フローレッセントミネラル)」の一種にも分類されることがあります。

両剣（両錐）水晶となり、両端が尖った状態で発掘されます。オイルインクォーツの多くは、カットや研磨を施さず、そのままの自然な状態で流通されていることが特徴的です。

通常、「オイル(石油)」、「空気」、「炭素」の3つを含んでいるものが良質だとされています。

英名

Oil in quartz

和名

石油入り水晶

組成

Sio2

色

水晶部分は透明色、オイル部分は黄色、茶色、緑色、黒

硬度

7

なし

なし