白檀
手にした人や環境を浄化する石
白檀 パワーストーン意味・効果
白檀は、古くから仏教とともにその歴史を歩んできました。
白檀の香りは人々の瞑想や祈りの時間に使われ、木材は数珠や仏像などの仏具や寺院の建材として使われてきました。そして、白檀を手にした人や環境を浄化してきたとも言われています。
精神と心を落ち着かせ、静寂の中に自分と向き合うスペースを作るサポートをします。白檀のエネルギーの中で瞑想することにより、自分と他者との境界線を明確にすることができると言われています。
自分の中に混在する自分と他者の感情や概念、サイキックアタックなどを見分けることができるとされています。
より平和で豊かな人生に必要とされる、人間関係や仕事、物、環境などをシンプルに選択できるようになると言われています。
白檀 石物語・伝説・言いつたえ
白檀は、石ではなく香木の一種です。加工せずとも芳醇な香りを放つ白檀の木材は、インドはもとより、アジア圏の文化、建築物、宗教儀式などに深く関わってきました。
インドを出発点としてアジア全体に広まった白檀は、遠く日本のような島国にも伝来しました。仏教に関わる品々のみならず、古くから香道のお香としても位の高い貴族などを中心に重宝したと言われています。
伝統的な予防医学の分野にも白檀は用いられ、インドのアーユルヴェーダや西洋のアロマテラピーでも、炎症や感染症への対処、体内の水分量の調節などに、精油として抽出された白檀オイルが応用されているようです。
ただ、近年では需要の高まりとともに伐採が進み、また半寄生植物で寄生できる植物などの条件がしっかり揃わないと生育が難しいことから、伐採と輸出制限がかかり、年々原材料の値段が上がってきています。
白檀のヒーリング効果
○霊性や精神性の向上
○より周波数の高い意識とレゾナンスする
○身体や環境のエネルギーの浄化
○古い感情の解放、カルマの清算、癒しをもたらす
○呼吸が整い心身をリラックスさせる
○ベースチャクラの安定により、高次の概念の受け入れを促す
白檀自らは他の植物に寄生して成長する「依存」の性質を有しています。
伐採加工されたのちには、第一、第二チャクラのブロックの開放やバランス作用に働きかけ、人間の精神や魂の「自立」をうながすというユニークな質を備えるパワーストーンです。
白檀のスパイシーでウディーな香りとヒーリングエネルギーは、人々の意識を外側の環境への対処から、内側の状態の観察へといざないます。
それにより、恐怖や不安に反応し行動するだけの対処療法的な生き方から、内なる自分の本当の望みを聴き、それを実現するために行動するクリエイティブな人生へと意識を変えられるようサポートしてくれます。
白檀の色/カラー
茶、ベージュ、木材の色
白檀の浄化・お手入れ
白檀は取り扱いやすく、浄化やお手入れの際も特に注意点などはありません。
ほとんどすべての浄化法に適しています。中でも太陽光やセージでのお手入れは最適です。
また音叉での浄化も波動を高めてくれます。
クラスター | セージ | 太陽光 | 月光 | 浴水 |
---|---|---|---|---|
◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
白檀の主要原産地
インド、スリランカ、マレー諸島、インドネシアなど
鉱物学
白檀は、ビャクダン科の熱帯性常緑樹です。大きくなると高さは9~10メートルほどにもなります。
インドが原産といわれ、熱帯アジアやオーストラリア、太平洋諸島、ハワイまで暖かい気候の地域に幅広く分布しています。
芽吹いてからしばらくは独立した植物として成長しますが、その後吸盤でタケやヤシの根に吸着し寄生していくめずらしい半寄生植物です。
初夏には黄色や紫色の小さな花を咲かせます。高貴な香りを放つ白檀は、そのまま香木として仏像や数珠などの仏具として加工されるほか、蒸留して白檀(サンダルウッド)の精油としてアロマテラピーなどに用いられます。
鉱物学データ
- 英名
- Sandalwood
- 和名
- 白檀(ビャクダン)
- 組成
- 香木(ビャクダン科)
フォールスネーム
なし
そっくりさん
なし