ファーデンクォーツ
再生不可能に思える関係をよみがえらせる石
ファーデンクォーツの目次
ファーデンクォーツ パワーストーン意味・効果
水晶の中に白い糸状の筋が見えることから、「ファーデンクォーツ」とか「ファーデンクリスタル」、また「ファーデン水晶」と呼ばれます。ファーデンとは、ドイツ語で「糸」のことです。
ファーデンクォーツは、平和と復活の象徴といわれ、人間関係全般に効果があります。人と人とのつながりに豊かな愛情をもたらしてくれる石です。
水晶としては、少し変わった形をしています。水晶の持ち味である透明感や、見た目の鋭さよりも、糸の部分を中心に白くにごったものや、結晶が平行に集まり(平行連晶)ごつごつして無骨な印象を与えるものなどがあります。
内包する糸状の白い線も、一直線に伸びたものから、縫合のあとのように見えるものまで様々です。薄いガラス片タイプから、クラスター化したものまでありますが、効果の強さは水晶と変わりません。
その「糸」が特徴であるファーデンクォーツは、自分と何かを結びつける力があり、人と人を結びつける、絆を強くする、バラバラのものをひとつにする、傷口を閉じるなど、関係の修復と再生、新たなつながりを生む力があります。挫折から立ち直らせ、次へと進む前向きなエネルギーを与えてくれます。
辛い失恋からなかなか立ち直れずに、次の恋愛に進めない人など、特に恋愛や復活愛において、ファーデンクォーツの力は発揮されます。既にパートナーがいる人はその絆を強くし、出会いを求めている人には良縁を運んできます。ファーデンクォーツは、再生不可能に思える関係をよみがえらせ、再びあたたかな愛情が行き交うようにしてくれる石なのです。
また、バラバラのものをひとつにする力は、恋愛だけでなく、夫婦や親子関係でもその威力を発揮します。ぎすぎすした関係を穏やかにし、絆を強め、和やかな時間を取り戻してくれます。
ファーデンクォーツ 石物語・伝説・言いつたえ
ファーデンとは、ドイツ語で「糸」のことをいいます。
水晶の中に白い糸状の筋が見えることから、「ファーデンクォーツ」や「ファーデンクリスタル」、または「ファーデン水晶」とも呼ばれます。
ファーデンクォーツのヒーリング効果
○平和と復活の象徴
○生命エネルギーの活性化
○復縁・復活愛
○失恋、挫折からやり直す気持ちを強める
○人間関係を改善する
○人との結びつきを強める
ファーデンクォーツの色/カラー
無色、乳白色など
ファーデンクォーツの浄化・お手入れ
水晶なので自浄作用があります。特に浄化の必要はありません。
クラスター | セージ | 太陽光 | 月光 | 浴水 |
---|---|---|---|---|
◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
ファーデンクォーツの主要原産地
パキスタン、ブラジル、マダガスカル、アメリカなど
鉱物学
ファーデンクォーツの生成には諸説があります。ファーデンクォーツを特徴づける白い線は、成長過程の水晶が、地殻変動の影響で割れ、その破壊された部分が再結晶化する際に白くにごったとされる説や、白い節の部分を中心として、その両側に結晶が育ったという説もあります。あるいは、水晶が育つ晶洞内の熱水に、何らかの衝撃で白く気泡が発生し、それが軸となり板状に結晶化したともいわれています。
生成過程の謎めいた部分が、ファーデンクォーツの魅力のひとつでもあります。
鉱物学データ
- 英名
- Faden quartz
- 和名
- なし
- 組成
- SiO2
- 色
- 無色、乳白色など
- 光沢
- ガラス光沢
- 条痕色
- 白色
- 結晶系
- 六方晶系(三方晶系)
- へき開
- なし
- 硬度
- 7.0
- 比重
- 2.65
フォールスネーム
なし
そっくりさん
なし