天然石・パワーストーンの意味辞典

ギリシア語の「Astro（星）」と「Phyllon（葉）」からアストロフィライトと呼ばれ、日本では「星葉石」といわれています。

まるで太陽や星が爆発したような、迫力のある外観をしています。嵐、混沌をイメージさせますが、それは真実を生み出す美しい混沌でしょう。
またアストロフィライトは、エネルギーも強力で、自分の内側に眠る、まだ暗闇の中にある可能性に光をあて、意識をひきずり出してきます。

それは、顕在意識で思い描くような夢の実現ではなく、それをはるかに超越した、魂レベルでの今生の目的を思い出させ、実現させていきます。生まれてきたときに設定した、人生での目的を忘れていた人に、それを見つけさせるエネルギーでもあります。

そのため、アストロフィライトは、自分自身が傷つかないようにガードをし、囲いを作って守っている人には、手放しや別れなど、今の状況を打ち破るような事態も起こり得るとされています。

しかしその先には、この一生で本当に果たすべき目的の達成、実現、真の喜びが待っています。自分の本質や見落としていた大事なものに気づくでしょう。

アストロフィライトは、破壊と再生、永遠を象徴するフェニックスのようなエネルギーを持っています。これまでを打ち砕き、こうだと思っていた現実がニセモノの現実だと気づかせ、そこから新しく出てきたものが本当の人生だと教えてくれます。

創造を志す人、アイデアやひらめきを必要とする人に好まれる石がアストロフィライトです。アーティストや、企画、創造する現場での守護石としても好まれています。

○夢を現実にする
○暗闇に光をあてる
○人生の本当の目的を思い出させる
○再生する力
○知的活動を活発にする
○創造性とインスピレーション

古銅黄色、黄金色

どの浄化方法でも基本的には問題ありません。

ロシア、アメリカ、カナダ

アストロフィライトは、霞石閃長岩などから産出する珪酸塩鉱物です。「星葉石」の名が示す通り、結晶は主に刃状、星状集合体を形成します。

英名

Astrophyllite

和名

星葉石(せいようせき）

組成

K2NaFe2+7Ti2Si8O24(OH)4F

色

古銅黄色、黄金色

光沢

金属光沢、真珠光沢

条痕色

黄

結晶系

三斜晶系

へき開

一方向に完全

硬度

3

比重

3.2-3.4

なし

なし