スフェーン

自分自身の能力を引き出し、発揮する。

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スフェーン

スフェーン パワーストーン意味・効果

スフェーン画像

スフェーンは宝石としても人気の高い石で、品質の良いものは、ジュエリーとしての加工もされる事の多い石です。

パワーストーンとしては、高い意識レベルに到達するのを助ける石と言われています。宇宙の真理に近づくことをサポートし、高い次元でのコミュニケーションが取れるとされています。自分の才能に気付きをもたらし、人生を変える出会いを引き寄せてくれる手助けをしてくれます。

また、精神状態を良好な状態に保ち、周囲の雑音に流されない強い意志でいられるようにサポートをし、自分の内側と外側の世界をバランスの取れた状態になるように導く石とも言われています。

スフェーン 石物語・伝説・言いつたえ

スフェーンという名前は、結晶の形が楔(くさび)に似ていたため、ギリシャ語の「スフェノス(Sphenos(楔))」から名付けられたと言われています。

スフェーンのヒーリング効果

○経験による内なる財産
○体験による苦みを豊かさに変容させる
○思考や意識を明確にする
○自分と他者との関係性を良好にする
○学びに対するブロックを取り除く
○表現の自由を取り戻す

 

スフェーンは、オレンジやブラウンに近いゴールド、イエロー、グリーンの色が多く採れます。それらの色のグラデーションから、人間の身体のチャクラでは、第二チャクラから第四チャクラまでのエネルギーを主に表わしています。このチャクラの大きなカルマとしては、人生の中で過去から現在までに報われなかった愛から起こる望まない出来事、体験の痛みの未消化からくる卑屈さや自己否定の概念などがあげられます。

報われない愛の問題は、主に母親との関係性において生じると言われています。幼少期に母親から愛されなかったことに対する、悲しみや寂しさの感情を受け取れていないこと。また、母親自身が持つ愛に対するネガティブな感情を、子どもが自分のことのように受け取ってしまったなどが原因とされています。

スフェーンの美しく優しいエネルギーは、傷ついた母性と、その母性に育てられた子どもの間にできてしまった、本来の愛の概念の相違に気付かせてくれるとされています。

母親と子どもが偏狭的な共依存の関係を手放し、母親の価値観に基づいてバランスを崩している人間関係を、お互い自立した状態に修復する手助けをしてくれます。
そしてそこから繋がるソウルメイトやパートナーとの、ハートを開いた新たな出会いを紡いでくれると言われています。

新たな人間関係と、母親から離れて自立したという体験は自分の根源的な自信となり、自分自身の価値基準を持って、人生を楽しく生きることができるようになる。スフェーンの放つ美しさのように、その人本来の輝きを取り戻すサポートをするのがスフェーンの最も大きな力のひとつと言えるかもしれません。

スフェーンの色/カラー

グリーン、ディープグリーン、オリーブグリーン、イエロー、オレンジ、レッドオレンジ、ゴールドなど

スフェーンの浄化・お手入れ

硬度が低く、取り扱いには注意が必要です。クリスタルクラスター、セージ、月の浄化に適しています。

クラスターセージ太陽光月光浴水
××

スフェーンの主要原産地

ブラジル、マダガスカル、オーストラリア、カナダ、ロシア、パキスタン、スリランカなどから産出します。

鉱物学

スフェーンの正式名称は、チタナイトです。その名前からもわかるようにチタンを多く含む石で、その含有率により明度が変わります(「チタナイト」と表記される場合は鉱物として、「スフェーン」と表記されるのは宝石としての場合が多いようです)。多色性がある石で、角度によって色が変化して見えるものもあります。

それらの色の中でも、日本で特に人気なのが黄緑色や緑色で、緑はクロムが多く含まれることにより発色します。透明度の高いスフェーンはダイヤモンド以上の屈折率があり、光をとらえてスペクトル状に放射させます。硬度はあまり高くなく取り扱いには注意が必要ですが、イヤリングやペンダントなどのジュエリーとして非常に需要があります。インクルージョンのないカラットの大きいスフェーンはとても希少で、高額で取引されています。

パワーストーンとして市場に出回るのは、宝石として加工されるスフェーンよりも透明度の低いものが多いです。

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鉱物学データ

英名
Sphene/Titanite
和名
楔石(くさびいし)/チタン石(チタンせき)
組成
CaTi[O|SiO4]
黄緑色、褐色、黄色、翠緑色、赤橙色、褐黒色
結晶系
単斜晶系
硬度
5~5.5
比重
3.45~3.60

フォールスネーム

なし

そっくりさん

なし

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