天然石・パワーストーンの意味辞典

マリアライトは非常に高いバイブレーションを持つ石で、持つ人の世界観に安定や調和をもたらす石と言われています。

競争や執着、嫉妬、奪い合いなど、自分の内外にある周波数の低い感情や関係性を関係性を手放すことを手助けしてくれます。内観する力を養い、自分の中にある卑屈さや自己価値の低さと対峙し、それをジャッジするのではなく、痛みと感じて寄り添うようサポートしてくれます。マリアライトをそばに置くことで、自分がありのままで、そして幸せであっても良いんだと、自分自身に出せる強さが身に付くとされています。母のように見守り、育むような優しさと、筋の通ったような凛としたエネルギーを感じさせてくれる石です。

マリアライトという名前から聖母マリアが連想されますが、意外にもマリアライトという名前の由来は聖母マリアから来ているものではありません。マリアライトはドイツの鉱物学者によって発見され、この名前はその妻であるマリアローザから名付けられました。全く関係のない聖母マリアとマリアライトの名前の由来ですが、この石のエネルギーからは、聖母マリアの慈悲のような温かいエネルギーを感じられるのは非常に面白いところです。

○内観する力を育てる
○集中力を養う
○思考をシンプルにし、不要な概念を識別し手放す
○高次元の意識とのレゾナンス
○依存・共依存の気づきと手放し

マリアライトは、非常に周波数の高い石であり、第七チャクラと強い繋がりがあります。第七チャクラは、高次元の意識とのコミュニケーションを司るチャクラであり、マリアライトは高次元のインスピレーションを受け取り、精神の調整、安定などをサポートしてくれます。この世に生まれた理由、魂としての使命を果たす覚悟ができた人にとっては、その背中を押してくれる頼もしい石と言えるでしょう。

他にもマリアライトは、自分の内側へと入っていく事を手助けしてくれます。瞑想や普段の生活をする中で、今向き合っている問題の答えが、自分の世界観であることに気付かせてくれると言われています。自分のトラウマや痛みと向き合い、受け入れることで、次第にその傷が癒えていくのを感じられるでしょう。それを続けていくことにより、自分の概念によって、外側の世界に対する感じ方が違うということが、徐々に体験を通してわかっていくとされています。マリアライトのエネルギーは、古い概念を有する親や友人、環境への依存心を手放し、自立することへの希望と勇気を思い出させてくれます。

透明、紫色、黄色、青色、灰色など

スキャポライトのグループで紫の物をマリアライトと呼びます。

水以外の浄化に適しています。

アフガニスタンから産出します。

マリアライトは、学術的にはスキャポライトという鉱物グループに含まれます。スキャポライトのなかで個体になったときの成分の分量がその違いです。マリアライトはスキャポライトのなかでナトリウム成分が多いものを指し、カルシウム成分が多いものはメイオライトと分類されています。この二つの違いは見た目での判定はほぼ不可能で、成分を調べてみなければわかりません。柱が重なって束になっているような形から、和名では曹柱石と呼ばれています。

英名

Marialite

和名

曹柱石

組成

Na4［Cl｜（AlSi3O8)3］

結晶系

正方晶系

硬度

5.5～6

比重

2.50

なし

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