オブシディアン
すべての本質や未来を見通す力を持つ石。
オブシディアンの目次
オブシディアン パワーストーン意味・効果
オブシディアンは、全体的に非常に強く直接的なエネルギーを持ち、マイナスの感情や衝動を抑え、精神的成長のサポートをすると言われます。
持ち主の思いや潜在的に抱える問題を顕在化する(開く)力があると同時に鎮静化する(閉じる)力があるとも信じられていました。
レインボーオブシディアンはその中でも、特に優しいバイブレーションを持つ石として知られます。
過去からの恋愛面でのしがらみを解きほぐし、心の痛みを少しずつ消してくれる石とも言われます。
光の無い状況では、オニキスなどと間違えてしまいそうですが、明るい光の下でのこの石は一つ一つ浮かび上がる色の見え方がとても神秘的で、見ていると不思議な優しさと美しさに心引き込まれます。
オブシディアン 石物語・伝説・言いつたえ
オブシディアンは、叩くと貝殻状態に割れる為、古代から「石器」の材料として世界中で利用されてきた石で、 世界各地でこの石にまつわる様々な伝承が残っているように、人々との関わりが非常に深い石だったことがうかがえます。
古代メキシコのアステカ族の間ではオブシディアンの粉の入った鎮痛剤で傷口を包む事で傷が早く癒えると信じられていました。
オブシディアンのヒーリング効果
○ネガティブなエネルギーからの防御
○直観力を高める
○決断力を高める
○悪い習慣を絶つ
○感情の増大、増幅
○潜在的問題を顕在化させる
○悪縁を絶つ
○求める結果に辿り着くスピードを速める
オブシディアンの色/カラー
色彩は、基本は黒色、それに黄色、濃緑色が混じったり、中には、レインボーのグラデーションが見られることもあります。
その他、褐色をした、マホガニーオブシディアンもあります。
オブシディアンの浄化・お手入れ
自浄作用があるので、頻繁に浄化はしなくても大丈夫です。変質を防ぐため、塩は避けましょう。
衝撃に弱く割れやすい上に、石の性質により割れ口が鋭利になるため、取り扱いには注意が必要です。
クラスター | セージ | 太陽光 | 月光 | 浴水 |
---|---|---|---|---|
◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
オブシディアンの主要原産地
アイスランド・アメリカ・カナダ・タイ・ニュージーランドなど、世界各地火山地帯で産出されます。
鉱物学
オブシディアンは火山活動により生成される天然ガラスで、「グラス・ラーバ(Glass lava)」とも呼ばれます。本来ならば地球の内部でゆっくりと冷えていくところを、火山によって噴出して地表で急速に冷却したものです。
世界各地の火山地帯で産出し、比較的手に入れやすいです。
溶岩が形成される過程で、溶岩の黒に、酸化した鉄を含む赤が混ざり合った「マホガニー・オブシディアン」なども生まれます。高級木材として知られているマホガニーの、紅褐色の木肌に似ていることからそう名付けられました。
溶岩の塊が外側から冷却されていく時に、マイクロライト(microlite)と呼ばれるごく小さな結晶や微粒子や気泡が生まれ、それがオブシディアンの様々な光学現象を生み出します。冷却される時に部分差があると、発生する微粒子や気泡の大きさに差が生じ、虹色に輝く「レインボーオブシディアン」なども生まれます。
上の画像にあるイルカのカービングのように、白い紋が形成されることがあります。これは、石英の一種で、クリストバライト(cristobalite)と呼ばれ、溶岩が冷却される中で脱ガラス作用が起こると生じます。その文様の形から、「スノーフレーク・オブシディアン」と呼ばれたり、中には花のような形の紋を生じるものもあり、「フラワー・オブシディアン」とも呼ばれています。また、文様は白とは限らず、黄色やピンク色の場合もあります。
鉱物学データ
- 英名
- Obsidian
- 和名
- 黒曜石(こくようせき)
- 組成
- SiO2+CaO、Na、K他
- 色
- 黒色、褐色、赤色、濃緑色。
- 結晶系
- 非晶質
- 硬度
- 5
- 比重
- 2.33~2.42
フォールスネーム
フォールスネームなし
そっくりさん
そっくりさんなし
この石を使った効果的な組み合わせ
夢を実現に近づける
オブシディアン
ラブラドライト
心の傷を癒して関係を修復する
オブシディアン
インカローズ(ロードクロサイト)
離れた相手との距離を再び縮める
オブシディアン
カルセドニー
冷めきった愛情を再び燃え上がらせる
オブシディアン
カルセドニー
アメジスト
運命の変革に働きかける
オブシディアン
ラブラドライト
モルダバイト
問題を浮かび上がらせ解決へと導く
オブシディアン
ガーデンクォーツ