天然石・パワーストーンの意味辞典

ユナカイトは、緑泥石（クローライト）緑簾石（エピドート）石英（クォーツ）長石（フェルドスパー）などの混合石です。
決して派手さはない石ですが、乱れがちな精神状態や感情、肉体のバランスを清浄な状態に安定させると言われています。また、地球との繋がりを強めるパワーストーンとしても知られています。

余分なエネルギーや力の滞りなどを抜き取り、自然体であるように促してくれる石です。
人生に安心感をもたらすとも言われています。

ユナカイトは、多様な石が混ざり合っているため、それぞれを単体で持つことでは得られない、調和したパワーの恩恵を受けることができるとされています。

前向きな癒しの力を持つユナカイトをそばに置くことで、ネガティブな思考が自然に改善され、「どうしてあんな小さなことで悩んでいたのだろう」といつしか吹っ切れている自分に気付くかもしれません。

色や混合の割合は個体によって違っており、二つとして同じユナカイトはありません。
故にエネルギーの質も少しずつ異なるので、自分自身に合うユナカイトを探してみるのもオススメです。

ユナカイトは、アメリカのノースカロライナ州・ユナカ山地で産出することにちなんで名付けられました。
人の額にある「第三の目」を開く力があるとされ、真実を見通す目的のために用いられてきた歴史があります。
よい瞑想やリラックスを得るために、多くの人に利用されてきました。

病後の心身の回復効果、生殖に関わる機能を高める効果、質のよい睡眠をもたらす効果があると言われ、重宝されてきたパワーストーンです。

○心身のバランスをとる
○安心感
○自然体になれるように促す
○トラウマの解消
○人を信頼できるように促す
○問題と向き合う心
○ネガティブな精神状態をポジティブな状態に

色彩は、混合されている石の色が混じり合っています。
エピドート：緑
クローライト：濃緑
フェルドスパー：オレンジ、桃色
石英：白

どの浄化方法でも大丈夫です。

アメリカ、カナダ、ロシアなどから産出します。

ユナカイトは緑泥石（クローライト）、緑簾石（エピドート）、石英（クォーツ）、長石（フェルドスパー）などの混合石です。
混合の割合により、様々な色合いと表情を見せる石です。
産出量が多いため、宝石の研磨練習や、彫刻の素材などとして利用されることもあります。
石の表面にへこみや傷が見られることもありますが、これらはユナカイトの特性といえるものであり、欠陥ではありません。

英名

Unakite

和名

緑簾石（りょくれんせき）・ユナカ石

組成

Ca2(AL,Fe)3(Si O4)3(OH)+多鉱物

色

黄緑色、緑色、白色、桃色、オレンジ色などが混じり合う

光沢

鈍い

結晶系

六方晶系（三方晶系）

硬度

6.5～7

比重

2.85～2.94

なし

なし