パイライト
邪気払いの石
パイライトの目次
パイライト パワーストーン意味・効果
パイライトは非常に強い邪気払いの石の一つです。
霊的なものというよりは、どちらかというと人の悪意や環境的なレベルでのネガティブなエネルギーから持ち主を守ります。身体の周囲に防御フィールドを作るような、魔よけの護符といったイメージの石です。
また、パイライトの中でも穴がゴツゴツと開いているようなタイプのものは、人の為に尽くしすぎる人に自分自身を犠牲にしないで人と付き合う方法を潜在意識レベルで伝えてくれるようなエネルギーを持ちます。
このようにパイライトは形にも意味があり、綺麗なキューブは安定力がとても強く、心身のバランスをとるのに有用です。
パイライト 石物語・伝説・言いつたえ
現在では加工品でというよりは、この完璧に見える原石の結晶状態を楽しむ石として人気が高いパイライトですが、18世紀頃には「マルカジット」とい うダイヤモンドの代用のジュエリーとして非常に人気がありました。
最も人気が高かったのは20世紀初期で、ロンドンを中心に爆発的な人気があったといわれています。
現在でも「マルカジット」はアンティークジュエリーとして人気がありますが、コンディションの良いものが少なく、希少性が高まっていると言われます。
パイライトのヒーリング効果
○身体の周囲に防御フィールドを作る
○ネガティブな人の意思、怨念などから守る
○危機回避のお守り
○グラウンディング
○分析力を高める
○犠牲心を緩和する。
パイライトの色/カラー
色彩は、金色。
パイライトの浄化・お手入れ
クラスター、セージ、太陽光、月光浴の浄化が適しています。
クラスター | セージ | 太陽光 | 月光 | 浴水 |
---|---|---|---|---|
◎ | ◎ | ◎ | ◎ | × |
パイライトの主要原産地
スペイン、中国、ペルーなどから産出します。
鉱物学
パイライトは、火山活動の活発な場所で形成されます。結晶は人工的に作られたかと思えるほどに整った、キュービックと呼ばれる六面体や八面体で産出します。
一見すると金にも見間違いそうに見える、硫黄と鉄で構成された硫化( りゅうか ) 鉱物の一種です。そのため、フールズゴールド(Fool's gold 愚者の黄金・馬鹿者の金・猫の金)とも呼ばれる事があります。
パイライトの名前はギリシア語の火花に由来するもので、ハンマー等で強く叩くと、火花が飛び散る事から火打石としても用いられました。ラテン語で(pyrites 火打ち石)、そこから英語でパイライト(pyrite)という名前がつきました。
鉱物学データ
- 英名
- Pyrite
- 和名
- 黄鉄鉱(おうてっこう)
- 組成
- FeS2
- 結晶系
- 等軸晶系
- 硬度
- 6~6.5
- 比重
- 4.95~5.10
フォールスネーム
フォールスネームなし
そっくりさん
そっくりさんなし