天然石・パワーストーンの意味辞典

アポフィライトは、浄化作用に大変優れた石として、その使い方は多岐に渡っています。

直観力や洞察力、予知能力を高め、意識を高次の世界へといざなうと言われています。
その力は心の目、第三の目を開くとされており、物事に対する迷いや不安を取り除き、知性を明晰に導くサポートをしてくれます。
その為、人々の悩みを聞き、問題解決の手助けをするヒーリングやカウンセリングの仕事をしている人達によく使われています。

アポフィライトは、目標に向かって進んでいく時や、何か新しいことを始めたいといった際に、いま一歩踏み込めないでいるのを後押ししてくれると言われています。
アポフィライトを身に着けることにより、勇気を与えてくれ、力強い助けとなるでしょう。

今、自分が一体どうしていきたいのか、自分のやりたいことが見えない、そういった迷いや、将来への不安を感じている人が身につけると良いとされています。

アポフィライトは、その美しく氷砂糖のような可愛らしさから、ファンの多い石です。
色も多彩で、特にグリーンのものは産出量が少なく、希少性が高い石とされています。
劈開性が強く簡単に割れてしまうため、加工には不向きな石です。加熱すると水分が膨張してパリパリになり、はがれやすくなっているので、取り扱いには注意が必要です。

アポフィライトという名前は、ギリシア語で「離れる」という意味の単語と、「葉」を意味する単語を組み合わせて名付けられました。
石の表面の輝き方や反射によって、魚の目に見えることから、和名で「魚眼石」とも呼ばれています。
また、欧米では、天使の水晶や「Fish eye stone（フィッシュ・アイ　ストーン）」という愛称でも呼ばれ、人気です。

アポフィライトは、瞑想による霊力を高め、アカシックレコードにアクセスできた場合、そこで得た情報を物質世界に転送する手伝いをするとして、その効果を発揮するとされています。

○ヒーリング効果
○エネルギーの滞りを解消する
○空間の浄化
○インスピレーションを高める
○感情と精神に落ち着きをもたらす
○自分自身の本質を取り戻す為の助けとなる
〇第三の目、心の目を開く
〇勇気を与える
〇諦めない心を養う
〇洞察力が身に着く
〇進むべき道を示してくれる

多彩で、無色から白色、灰色、淡黄色、緑色など

熱に弱くデリケートな石で、取扱いには注意が必要です。

インド、ミナミアフリカ、ブラジル、アメリカ

アポフィライトの構成成分上、フルオ・アポフィライト、ハイドロキシ・アポフィライト、ナトロ・アポフィライトの3つに分類されています。
標本して出回っているもののほとんどは、フルオ・アポフィライトですが、それらの区別を肉眼で行うことは不可能と言われています。
アポフィライトの外観は水晶に似ていますが、結晶が成長した方向に対して劈開しやすく、その光沢が真珠光沢であるといった所が、水晶との違いを見分けるポイントの1つになっています。
また、その形状は柱状や立法状になっていますが、特徴的なのがピラミット型の形状になるものもあります。
熱に弱く、壊れやすいことが特徴の石になっています。

英名

Apophyllite

和名

魚岩石（ぎょがんせき）

組成

KCa4[(F,OH)│Si8O20]･8H2O

色

無色～白色、灰色、淡黄色、緑色

光沢

真珠光沢

結晶系

正方晶系・斜方晶系

へき開

一方向に完全0

硬度

4.5～5

比重

2.30～2.50

フォールスネームなし

水晶